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ハードロッカー氏よりの投稿カイゼン活かすサイトでは、ITシステム運用経験が豊富なシニアの方々にアドバイザリーボードメンバとして活躍していただいております。当コラムへの寄稿や会員情報交換サイトでのアドバイス等をお願いしております。当コラムでは、経験を通した貴重な情報の提供、現在のITシステム運用への提言等を掲載いたします。 [2006年2月8日]
第1回 変わらぬ運用 (ハードロッカーさんよりの投稿)
[プロフィール]
今回は、『変わらぬ運用』についてお話したいと思います。決して改善・改革をしない運用という意味ではありません。大なり小なりどの企業も、メインフレームの業務からオープン系への業務へとシフトしてきています。そして、インターネットでの業務も増え、環境変化のスピードも増してきています。その中で、コンピュー運用も日毎に変化し、求められる質についても顕著に変化しています。EXCEL,NOTES等を駆使して、改善に努めておられる方も多いと思います。また、新たな運用ツール(パッケージ)も数多く登場しています。最近では『ITIL』がもてはやされ、『ITIL』を運用の考え方の中心に据える企業も多くなってきています。 私も30数年コンピュータに携わってきましたが、『ITIL』の中で言われていることは、30数年前の入社当時に、我々が当たり前に行っていたことであり、今新たに考え方を体系化したものに過ぎません。現在のPCよりも小さな限られた資源しかなかった当時のメインフレームでは、キチンと管理し、その下で、企画・設計・開発・運用を行わないと動かなかったという必然性があったように思います。そのうち、人件費が上がり、反対にリソースのコストが下がったお陰で、リソースは無限という風が起こりました。同時に管理にパワーをかけなくなりました。日常の業務に追われてやるべき事をおざなりにしてきた状況を、今こそ、再度立ち止まり考え直す時かも知れません。2007年問題でクローズアップされている「重要なことが継承できていない」ことに、警鐘を打ち鳴らす人も多い昨今です。 運用を問わず、
『変えてはいけない事』すなわち運用では『変わらぬ運用』です。『変えてはいけない事』を変えてしまったり、捨ててしまうのは、「何物にも替えがたい資産」の損失といえます。「標準化」がその最たるものだと思います。標準化は誰が行っても同一レベルの品質保証を求めるのに対して、「型にはめる」故にある局面では非効率になることは否めません。「部分最適か、全体最適か」の選択如何で扱いも大きく変わります。『温故知新』の意味を、業務遂行の場面でも忘れないでほしいものです。 |


