[2008年3月19日]
ビーエスピーソリューションズ、IT運用に関するベンチマーク調査を実施
IT運用部門における最大の課題は“人材育成”
技術のスキルアップとモチベーション向上に高いニーズ
システム運用に特化したコンサルティングおよび人材育成サービス等を提供する株式会社ビーエスピーソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:増田栄治)は、本年2月から3月にかけ、同社が提供するサービス「シスドック」の顧客他に対してITシステム運用に関するベンチマークアンケートを実施しました。
その結果、IT運用部門における最大の課題は「人材育成」であり、中でも技術スキルアップやモチベーションアップ、意識改革などが重要であるという結果が出ました。社員教育の実施状況においても、「技術的な教育を重視している」という企業が6割を超えました。
また、内部統制に対応した取り組みに関しては、外部のコンサルを受けたことがある企業が増加傾向で、取り組みの浸透が進んでいることがうかがわれた。
●調査の概要
- 調査期間 :2008年2月20日〜3月12日
- 有効回答数:109件
●主な回答結果
- IT運用における最大の課題は「人材育成」と「業務カイゼン」
企業におけるIT運用の課題としては、「人材育成」と回答した企業が最も多く、次いで「システム運用業務カイゼン・改革」が続いています。
特に人材育成の中では「技術スキルアップ」に並んで、「モチベーションアップ」、「意識改革」といったヒューマンスキルの向上に対する要求が高くなっており、システム運用部門における要員教育の必要性がうかがわれます。
(1)IT運用において課題としてあげられるものは何ですか?
- 人材育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
- システム運用業務カイゼン・改革・・・・・・・44
- コスト効果の設定・・・・・・・・・・・・・・28
- 品質基準の設定・・・・・・・・・・・・・・・26
- SLM(SLA)・・・・・・・・・・・・・・・・・25
- システム運用基盤の構築・・・・・・・・・・・24
(2)人材育成の課題は何ですか?
- 技術スキルアップ・・・・・・・47
- モチベーションアップ・・・・・40
- 意識改革・・・・・・・・・・・40
- リーダーシップ向上・・・・・・34
- 対人関係のスキルアップ・・・・31
- 内部統制への取り組みは徐々に浸透する傾向に
内部統制に対する取り組みを見ると、外部のコンサルを受けたことがあるという企業が増加傾向にあり、取り組みの浸透が進んでいることがうかがわれます。課題としては「システム運用業務の改善・改革」の必要性が最も多く、さらに「社員の意識改革」、「達成基準の設定・評価」などが続いています。
(1)内部統制対応に関しIT部門としてコンサルを受けたことがありますか?
- ある・・・・・38% (前回調査 24%)
- ない・・・・・62% (前回調査 76%)
(2)J-SOX法対応、内部統制実施に関し現在実施中の項目は何ですか?
- 規定・ガイドライン等の作成・・・・・・・39
- 事前監査/準備監査・・・・・・・・・・・28
- ツール導入の検討、導入・・・・・・・・・17
- 内部統制の本番適用/監査・・・・・・・・17
- アプリケーションプログラムの改変・・・・11
(3)IT統制実施にあたって課題となっている項目は何ですか?
- システム運用業務の改善・改革・・・・・・33
- 社員の意識改革・・・・・・・・・・・・・27
- 達成基準の設定・評価・・・・・・・・・・23
- 人材育成(リーダーシップ向上等)・・・・・20
- 社内の理解、協力の不足・・・・・・・・・11
- コスト効果の設定(投資効果含む)・・・・・15
- システム運用基盤の構築(ツール含む)・・・13
- グリーンITに対する取り組みは端についたばかり
グリーンITに関する取り組み状況を聞いたところ、約8割が「情報がない」、「情報を収集している段階で方向性は決定していない」と回答しており、企業における本格的な取り組みはまだ先になるものと推察されます。
(1)グリーンITに関する状況をお聞かせください?
- 情報がない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50%
- 情報を収集している段階で方向性は決定していない・・・34%
- 情報を収集し実施計画を検討中である・・・・・・・・・10%
- 会社としての方針を立て実施にあたっている・・・・・・6%
以上