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BSPプロダクト活用事例[2008年5月28日]
森永製菓株式会社様
ここで、BSPのA-AUTO for Windows、A-AUTO for R3、A-AUTO/Event、そしてLoganizerが採用されました。オープン環境における運用管理手法の標準化に貢献し、分散化されたジョブ管理の合理化・省力化、さらにはIT統制の要件を満たすログ管理の具現化を実現、オープン化へ向けた基礎を築きました。今回、プロジェクトに携わった、情報システムセンター情報技術グループマネジャーの吉田博之氏、情報技術グループの黒田明伯氏、運用担当の神藤隆行氏(日本情報産業株式会社)にお話を伺いました。 メインフレームで培ったノウハウを生かし
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| 森永製菓株式会社 業務推進本部 情報システムセンター 情報技術グループ マネジャー 吉田博之氏 |
森永製菓では、ERP(R/3)へ基幹システムを移行すべくオープン化への取り組みを開始しました。そこで重視したのは、これまで自社のメインフレームで培った運用手法やノウハウをできるだけ活用・継承するという基本方針に沿ったソフトウェアを選定し、理想的な管理運用体制を構築することでした。
しかし、同社が必要とするオープン系システムでは、中核サーバとなるSolaris下のERPサーバ、AIX下で稼働するフロントエンドサーバとEDIサーバ、Windows 2003 Serverなど、マルチプラットフォーム環境を連携させた運用形態となります。しかも、業務ごとにシステムが分散し、稼働するサーバ数も膨大なものとなります。
この環境下で、合理的な運用オペレーションを実行するには分散したシステムの属人的な管理を排除し、各システムを包括する標準化された運用体系が必要です。同時にIT全般統制に対応した運用体系の構築も必要でした。
2006年4月統合運用プロジェクトを発足。第一フェーズの取り組みとして、ジョブ管理およびログ管理システムの構築、運用体系の構築作業に着手しました。このターゲットシステムとして、比較的小規模な「健康営業システム(※1)」と「健康通販システム(※2)」が選定されました。
2006年4月統合運用プロジェクトを発足。第一フェーズの取り組みとして、ジョブ管理およびログ管理システムの構築、運用体系の構築作業に着手しました。このターゲットシステムとして、比較的小規模な「健康営業システム(※1)」と「健康通販システム(※2)」が選定されました。
※1 健康事業における販売データウェアハウスシステム。
※2 健康事業製品の通信販売ビジネスにおける売上管理、顧客管理等を行うシステム。
自社で長年培った運用ノウハウを生かすため
BSPのA-AUTO、Loganizerを選択
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| 森永製菓株式会社 業務推進本部 情報システムセンター 情報技術グループ 黒田明伯氏 |
森永製菓ではメインフレーム環境下でのジョブ管理システムとしてBSPの「A-AUTO」を利用しています。新しいオープン環境では、他社製ジョブ管理製品との比較検討が行われ、最終的にBSPの「A-AUTO for Windows」、「A-AUTO for R/3」、「Loganizer」を採用しました。
吉田氏は「A-AUTOは長い歴史を持つ純国産ソフトで、現場の意向や要望等が広く反映された製品です。私たちが培ってきたノウハウや運用概念、オペレーション手法を活用でき、運用体系構築の工数削減ができるということでA-AUTOを選びました。ログ管理システムについても、A-LOGの保存日数/インデックス管理などの概念やノウハウをそのまま継承できるというメリットがあります」と、選定の理由を語ります。
BSPが提供する「ライセンス交換サービス」も、ソフトウェア導入コストの削減に貢献し、選定の大きな理由となったようです。今回はメインフレーム版の「A-AUTO」および「A-LOG」のライセンス対価を切り替え、新たなライセンスを購入する必要はありませんでした。
イベント管理機能として採用したのがBSPの「A-AUTO/Event」です。A-AUTO/Eventは、A-AUTO for Windowsと連携し、ユーザ起動型のジョブなどスケジュール化されていないジョブの実行やデータファイルの更新状況をトリガーとして、ジョブの自動実行を行うために導入されました。
神藤氏は、「内部統制を意識した運用という観点では、プロセス中に手動のオペレーションが介在するとヒューマンエラーが懸念され、システムの信頼性を保つことが難しくなります。処理をできるだけ自動化し、人的処理が介在しない形でシステムの全体統制を実現させる必要があると考えました。また、サーバが分散するオープン環境では各サーバのタイマーで同期することは難しく、イベント管理は運用の省力化においても重要なポイントとなりました」と語ります。
運用現場を熟知した迅速なレスポンスにより
J-SOX法にも対応したオープン化への基礎を築く
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| 日本情報産業株式会社 プロフェッショナルサービス本部 第三プロフェッショナルサービス部 神藤隆行氏 |
今回のプロジェクトでは、ジョブのネーミングやイベント管理、ERPジョブのエラーハンドリング仕様やジョブ監視の標準化など、ジョブ管理の標準化作業、および、自動処理によるジョブログの出力やログの一元管理体系、保管運用や監査要件に対応したログのバックアップ設計の具現化などの標準化作業に着手し、ターゲットシステムにおける導入・運用テストを行いました。
この作業に携わった黒田氏は「メインフレームとオープン環境の世界は違うと痛感しました。特に、A-AUTO/Eventによるイベント管理はメインフレームにはない機能なので、予想以上に苦労した部分もあります。しかし、BSPの全面的なサポートのお陰で、難なく乗り越えることができました。」と当時を振り返ります。また吉田氏も「運用現場は日々との戦いなので、BSPの迅速なレスポンスにより、効率的に作業が進行しました。」と語ります。
ターゲットシステムでは、ジョブの自動化や予実管理によるオペレーションミスの防止、運用負荷の軽減やリアルタイム監視が実現し、A-SUPERVISIONによる、全体のジョブフローの可視化も達成しました。また、Loganizerを導入したことで、IT統制に対応したログ管理基盤の構築とログ運用負荷の軽減も実現できました。
森永製菓では、この第一フェーズで構築した統合運用基盤を、大規模な販売管理システムのオープン化に適用させるべく、着々と準備を進めています。今後は、ジョブの可視化へ向け適用範囲をさらに広げると共にリアルタイム処理への対応、ログ管理基盤の拡張・強化を進め、全システムのオープン化に向けて引き続き取り組んでいきます。
黒田氏は「理想的な運用体系へのゴールはなく、運用はまさに日々の戦いです。第一フェーズで得た実績をベースに、更なる進化を目指していきたいと思います」と締めくくりました。







